アフターケア

当店でお買上げ頂きました商品に限りまして、修理・お手入れを受け付けております。


修理部分一例

要リフト交換:

この状態までなら、黒い部分(リフト)替えでOK!

両足で¥1,200〜

注:リフトがなくなってしまうと、最悪ヒール本体まで交換!

 

ジュートソールの場合:

この状態でリフト部分を補充しなければならない。両足で¥1,500~(中)

注:ジュート(麻)部分まで削れてしまうと、修理し難い!

本底前部の摩耗:

り減る部分だけの補修、全体の場合は張替え

両足補修¥1,500

 


革に大敵 ”カビ”

革製品のカビ、どうしてますか?

カビの予防と対処法を私の経験と実績でかいてみます。

*予防と対処ーボックス編

 

・秋から冬に大活躍してくれたパンプスやブーツはお手入れ後十分陰干しで乾燥させてから

湿気の少ない場所に保管となりますが、保管場所にも要注意!

 

玄関の靴入れって意外と湿気の多い場所だって知ってましたか?

でもそこしか無いって方は6月の前半までの湿度の低い日に1度下駄箱の中身をすべて出して

ボックス内をキレイに掃除してからドアを開け乾燥させて下さい。

1度でも下駄箱内の靴にカビが生えた事があるのでしたら、カビの菌は生息しているので除菌が必要です。

我が家は消毒用アルコール(消毒用エタノール)を霧吹き(シュッシュ)で下駄箱内を万遍無く濡らして

殺菌終了! 揮発性が高いのですぐ乾きます。(火気厳禁)

 

注意:我が家は木製の下駄箱で、なんの問題もありませんでしたが、素材によっては不向きですので

必ず見えないところでテストして下さいね。

”予防と対処ー靴編” は次回

 

vol.Ⅱ”革に大敵☂カビ

革製品のカビ、どうしてますか?
カビの予防と対処法を私の経験と実績で書いてみます。
ボックス編でお手入れをして乾燥させて、湿気の少ない所に保管と書きましたがお手入れ等についてもう少し詳しく書いていきます。

*予防と対処ー靴編
〈予防の為のお手入れ〉
1.乾燥は絶対条件。(風通しの良いところで陰干し)
2.ブラシで汚れ・ホコリを除去(細部まで)
3.表面は素材によって異なりますので、各素材に適したお手入れを(購入したお店にお尋ね下さい。)
4.靴の中の汚れ落としと雑菌の除去は大切です。
・パンプス等つま先の空いていないタイプの靴やブーツのつま先(内側)にホコリ等が溜まりやすい     のでキレイにしましょう。(松居棒は有効)
・雑菌は消毒用アルコールまたは、市販の消臭除菌スプレーをふって下さい。

〈カビが生えたら〉
カビ状況によって対応が異なりますが、初期(匂いと粉が吹いた程度)
1.まずは、表面のカビを拭き取って下さい。
2.使い古しの歯ブラシで溝や細部のカビをこすってキレイにします。
       {ここから素材や色物別に対応をしなければならないのですが、
  通常の表革で濃い色の靴について私なりの経験でお話します。}
3.消毒用エタノールまたは、消毒用アルコール(種類はほぼ同じ)を布に含ませたら、
       まず見えないところを少し拭いてテストして下さい。
       すぐに乾きますので問題の無いことを確認して下さい。
        異常がなければ靴全体を濡れる程拭いて下さい。(カビの菌を殺す事が目的ですので、擦らず           濡らす)
4.完全に乾くと出来上がりですが、綿の布で乾拭きしたり、油分を補っ  てあげれば来シーズン        も頑張ってくれますよ。

注意:一度カビの生えた靴が入っていた箱は、必ず処分して下さい